小学5年生のKちゃんと3年生のRちゃんの連弾は、サンサーンスの「白鳥の湖」より「情景」でした。
8部音符と3連符の、音楽用語で言いう2対3の難しいリズムの曲です。合わせの1回目は、一人ずつはうまく弾けるのに、二人で弾くとバラバラです。自分のパートを弾くのに一生懸命で、相手の音が耳に入ってきません。「どうしよう」頭をかかえてしまいました。
お家での課題として、テンポを決めて、メトロノームを聞きながらの練習と、お家が近いので何回かどちらかの家で合わせの練習をしてもらうことにしました。
何回か合わせているうちにひとつの曲になって、発表会では息のあった演奏で、「白鳥の湖」の情景が浮かび上がってきました。
Kちゃんは、3歳からピアノ、S4からリトミックを始めました。Rちゃんは、S2からリトミック、年少からピアノ始めました。
途中から、Rちゃんのピアノ、二人いっしょのリトミック、Kちゃんのピアノというスケジュールで、レッスンをしました。この形は、Rちゃんが1年生、Kちゃんが3年生まで続きました。毎週いっしょにレッスンして、ピティナのステップやコンペでも一緒なので、とっても仲良しになりました。